引退か?現役続行か?グラブ修理編

グラブが破れた、クタクタになってきた…そんな時、『もう買換えかな…』と思う方も多いのでは?
でも捨てるには忍びなく愛着もある。
そのようなグラブは新品とまではいきませんが修理をして、『現役』の状態に戻してあげましょう!!

修理ご依頼時のグラブ。
ところどころグッタリとして元気がありません。

横置きすると『ペタッ』となって自立しません。


修理箇所は黄色マルで囲んだあたりの破れ。
まずは紐をほどいてからミシンで破れを縫っていきます。

グラブ紐を外すとこんな感じに。
破れ箇所の具合もはっきりしてきました。
さあ、縫っていきます。


グラブの詰め物を外すと、中はこんな感じになっています。
破れ箇所を縫う前に裏に『当て革』を貼り、補強します。


縫いました。
写真ではわかりにくいですが、破れ箇所より広めにミシンかけして中の『当て革』となじませます。


紐を通してゆきます。
新しい紐を通しますので張りが出てグラブ本来の形がよみがえりました。

あのクッタリしたグラブが…
自立しています!!
現役復活の瞬間です!!
仕上げにオイルを塗って程よくしっとりさせました。

これで、まだまだ頑張れます!!
現役続行、引退はまだまだ先になりそうですね(^-^)